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ホームテックのよもやま話~第3回~

皆さんこんにちは!

株式会社ホームテック、更新担当の富山です。

 

 

今回は、「雨水」と「下水」という2つの異なる排水について、その仕組みや役割、そして私たちの生活に与える影響について詳しくお話しします。

 

 

雨水と下水の基本的な違い

「雨水」と「下水」は、いずれも地中にある排水管を通じて処理されるものですが、その性質や処理方法には大きな違いがあります。

 

 

1. 雨水とは?

雨水は、屋根や道路に降った雨が流れ込む水です。

この水は、自然の一部でありながら、都市部では管理が必要な重要な要素となります。

例: 雨どいを伝って流れる水、道路に降った雨が排水口に流れ込む水。

 

2. 下水とは?

下水は、家庭や事業所、工場などで使われた生活排水や産業排水を指します。

料理、洗濯、お風呂、トイレなどから出る水が該当します。

例: キッチンの排水、洗濯機からの排水、トイレの排水。

 

雨水と下水の配管システム

雨水と下水は、異なる目的で利用されるため、それぞれの配管が別々に設置されている場合があります。

一方で、共通の配管を使用する場合もあり、地域や国の下水道システムによって仕組みが異なります。

 

 

1. 分流式(Separate System)

 

雨水と下水が別々の配管で処理される方式。

雨水は直接河川や海に排出され、下水は処理施設で浄化されます。

都市部で一般的なシステムで、環境への負荷が少ないのが特徴です。

 

2. 合流式(Combined System)

 

雨水と下水が同じ配管で処理される方式。

大雨時には処理能力を超え、未処理の排水が河川に流れ込むリスクがありますが、設置コストが低いという利点があります。

古い都市部で見られることが多いシステムです。

 

雨水の重要性

雨水の適切な管理は、私たちの生活環境を守る上で非常に重要です。

 

 

1. 洪水や冠水の防止

都市部では、雨水が適切に処理されないと、道路や地下室の冠水、洪水の原因になります。

特に短時間に大量の雨が降る「ゲリラ豪雨」の増加に伴い、雨水排水システムの重要性が増しています。

 

 

2. 地下水の保全

雨水を適切に処理し、一部を地下に浸透させることで、地下水を保全する役割も果たしています。

これにより、地下水の枯渇を防ぐことができます。

 

 

3. 自然との共存

雨水を自然に近い形で管理する「雨水貯留・浸透施設」の導入が進んでいます。

こうした施設は、雨水を溜めて少しずつ地中に浸透させることで、自然との共存を実現しています。

 

 

雨水の処理方法

雨水は一般的に、以下のような方法で処理されます:

排水管を通じて河川や海に放流: 大部分の雨水は、この方法で自然に戻されます。

雨水貯留タンクの利用: 雨水を一時的に貯留し、必要な時に使用する仕組みです。公園や工場、家庭用としても活用されています。

透水性舗装: 雨水が地面に浸透しやすい舗装材を使用することで、地下水への還元を促進します。

 

下水の処理方法

下水は雨水とは異なり、処理施設で浄化されてから自然環境に戻されます。

汚れを分離: 排水中の固形物や油分を分離します。

微生物処理: 微生物の力を利用して、水中の汚染物質を分解します。

消毒: 最後に塩素などで消毒し、きれいになった水を河川や海に放流します。

 

雨水と下水の課題

どちらも重要な役割を担っていますが、課題もあります。

 

 

1. 雨水の課題

急激な気候変動に対応するため、排水能力の強化が求められています。

都市部では舗装面が多いため、雨水が地中に浸透しにくい問題があります。

 

2. 下水の課題

古い配管の老朽化が進んでおり、更新や修繕が必要です。

合流式の場合、大雨時に処理施設が過負荷になるリスクがあります。

 

私たちができること

雨水や下水の適切な管理は、地域全体での取り組みが必要です。

日常的なケア: 排水口にゴミや油を流さないようにしましょう。

雨水の再利用: 雨水タンクを設置し、庭の水やりや洗車に利用するのもおすすめです。

下水道の利用マナー: トイレに流せないものを流さない、排水溝を清潔に保つなど、小さな行動が大きな効果を生みます。

 

次回は「よくある下水道トラブルとその解決方法」

次回は、下水道でよく起こるトラブルと、それを防ぐための方法について詳しくお話しします。

日常生活で役立つ情報をたっぷりお届けしますので、ぜひお楽しみに!

 

 

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